大会長挨拶
第7回日本老年薬学会学術大会
大会長 神村英利
(福岡大学薬学部・福岡大学病院薬剤部)
日本老年薬学会学術大会は第7回にして初めて海を渡り(関門海峡を越えて)、2023年5月20日(土)~21日(日)に九州・福岡で開催いたします。
今回はメインテーマを「老年薬学の新たな展開」として、これまでの学術大会では取り上げられていないテーマの特別講演やシンポジウム等を開催します。
また、これまで取り上げられてきたテーマについては新たな切り口でのセッションを企画します。
さらには、今回も一般演題(口頭発表、ポスター発表)を募集します。先生方が取り組まれて、得られた知見も“新たな展開”ですので、奮って演題登録をしていただきますように、お願い申し上げます。
5月の福岡は、博多どんたく港まつりで賑わいます。そこで、大会ポスターに博多どんたくのイラストを入れました。博多どんたくは1179年に始まったとされ、誰かれの隔てなく祝い合うことを趣旨にしたお祭りです。また、新型コロナウイルス感染症(COVID-19)が発生する前は、ほぼ毎年、観光客数が全国1位のお祭りでした。2023年5月までにCOVID-19が終息して、博多どんたく港まつりとともに、本学術大会も盛大に開催されますようにとの願いを込めました。
本学術大会が開催される頃に、福岡では新茶が出荷されます。そこで、大会ポスターは緑色を基調にして、新茶をイメージできるものにしました。学術大会でご来福の際には、新茶をお土産にされては如何でしょうか。福岡のお茶も美味しいですよ。
福岡は食の宝庫ですし、観光名所も多くあります。普段頑張っているご自身へのご褒美として、福岡をご堪能いただけたら嬉しい限りです。
第4回大会以降はwebで参加された先生が多いと思います。第7回大会を現地で開催できたなら、会員の先生方が一堂に会するのは、実に4年ぶりということになります。皆様に楽しんでいただける学術大会になりますように、鋭意準備して、博多でお待ちしております。